2015/07/06 17:30

7月4日、糸島市人権センターで「ペコロスの母に会いに行く」の著者、岡野雄一さんの講演会が行われました。これは、糸島市立図書館本館の開館記念して催され、200名以上のお客さんが集まりました。

大きな拍手に迎えられ、登壇された岡野さん。冒頭は緊張の面持ちでしたが、徐々に長崎弁を交えたトークを駆使し、笑いあり、涙ありのエピソードを披露。自身の体験を通じて、認知症や介護のこと、母の光江さんと父の覚さんとの関係、家族のことなどを存分に語られました。


その後、シンガーソングライターとしても活動されている岡野さんは、オリジナルソングを3曲熱唱!熱気に包まれたまま、講演会は終演しました。岡野さんが著書やオリジナルソングでも伝えている、「生きとりゃ、どげんかなる!(生きていれば、どうにかなる!)」とうメッセージ。お客さんのなかにはハンカチで涙を拭う人もおり、さまざまな境遇のなかで過ごす人たちの胸に響いたのではないでしょうか。


講演会終了後に、サイン会を実施。岡野さんは、一冊ずつ丁寧に名前をマンガを添えたサインを書かれ、撮影を希望されるお客さんにも気さくに応じていました。「岡野さんと話ができてよかった。記念になります」とサイン本を片手に満足げなお客さん。



日ごろ、本を作っている私たちにとってサイン会などは、読者の生の声を聴くことができる貴重な場。こちらこそ、ありがとうございます。とても有意義な時間となりました。


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