2015/08/17 12:06

「ありものを宝物に変える」

料理上手な農家のばあちゃんが教えるレシピ本「ながのばあちゃんの食術指南」を14日(金)付の本紙朝刊で紹介しました。
著者は飯塚市内野に住む長野路代さん。高枝ばさみで柿を取ったり、大根を掘り起こしたりと、アグレッシブな85歳です。

本には定番の白菜漬けや根菜のけんちん汁のほか、
甘酒麹に唐辛子を効かせた便利な調味料や里芋を練りこんだ食物繊維満載のアイスクリームといった、
ユニークなレシピも満載。
「農家の庭先にある材料を生かし、ものを買わずに生きる知恵を身に付けた」とのこと。
派手な料理はありませんが、土から恵みを受け取ったような力強さを感じます。

限られた食材でも、工夫次第で素敵なごちそうに変わるんですね。
鮮やかな料理には、ばあちゃんの技が冴えわたっています。