西日本人物誌(19)野村望東尼
福岡が生んだ歌人、野村望東尼(1806~1867)は高杉晋作ら幕末の志士とも交流があったことで知られています。
近年見つかった資料も加味して、文才が花開く生い立ちや境遇、幽閉・投獄された晩年の不遇などを丹念に追い、後世にイメージ付けられてしまった「女流勤皇家」の実相に迫ります。西日本人物誌シリーズは本書で19巻目となります。
小河扶希子 著
248ページ/四六判/並製
ISBN978-4-8167-0757-5 C0023
2008年4月28日発行